痛いくらい引き合うMagnetic Heart

ド新規柑橘色(黄色超濃いめ)ジャスミンの心の叫び

「ボクら」の歌詞は、B.A.Dそのもの。

こんにちは。

ブログをご覧くださり、ありがとうございます。

 

 

今回は、「『ボクら』の歌詞は、B.A.Dそのもの。」というテーマで書いていきます。

 

ジャニーズWESTの「ボクら」の歌詞が、中間淳太くんと桐山照史くんの関係性にぴったり当てはまる、と思い、このテーマを選びました。

 

 

 

子供の頃から、さくらももこさんの世界観が大好きで、「ちびまる子ちゃん」は毎週欠かさず見ていましたし、長編映画を見た時には感動して泣いてしまったこともありました。

 

そのさくらももこさんが作詞をされた「ボクら」の歌詞は、本当に温かくて、優しくて、そしてB.A.Dの間にある絆とシンクロしているように感じたのです。1フレーズずつ、深読みしていきます。

 

 

 「何もかも飛びこえてすぐに会いに行くよ
ご機嫌ななめの横顔もほらね Just smiley now」

物理的に、すぐに会いに行くことは難しくても、きっと2人はお互いのちょっとした機嫌の変化や、他の人には見せないしんどさに気付いて、メールや電話で相談し合っているのではないか、と想像しました。

話を聞いてもらっているうちに気持ちが落ち着いて、元気が出て、最後には2人とも笑顔になれているのではないかな、と思います。

 

 

「いつもボクを見てたこと誰よりも知ってるよ
振り向けば必ずキミが笑ってたよね」

B.A.D時代も、今も、2人はいつも頻繁に相方を見つめています。自分が相方の視界に入っていても、いなくても、優しい笑顔で見守っているのです。ふと振り返ったり、顔を上げたりした拍子に、2人がアイコンタクトをする瞬間は、本当に見ているほうがキュンとするほど、2人とも素敵な笑顔をしています。

 

 

「ボクがボクだという手がかりはキミのその笑顔だけなんだ」

これはもう、まさにB.A.Dらしいフレーズだと思います。相方の笑顔と笑い声は、2人が自分らしさに気付くことのできる、唯一の手がかりだろうと感じているからです。

「大丈夫?つらいんちゃう?」と、照史の心の中まで読める淳太くんが声をかける時は、きっと優しい笑顔を見せていると想像できます。淳太くんも、雑誌の対談で、「照史の笑い声が好き。つられて笑ってしまう」と言っていました。

面白いことを見て笑う時、2人は全く同じタイミングで、時には手を叩いて、同じ顔をして笑っています。それが、2人が自然体で楽しんでいることの証拠なのだろうと思います。

 


「たとえ景色がめぐりめぐって変わったとしても
大事なことはずっと変わらないままさ」

13年以上、離れずに寄り添ってきた淳太くんと照史ですが、2人を取り巻く「景色」、つまり環境は大きく変わってきました。一緒に将来を誓い合い、頑張ってきた仲間が突然退所したり、消えてしまったりして、何も知らないファンがコンサートの度に涙する光景を、何度となく見てきたはずです。

いつになったらデビューできるのか、全く見えない時期や、2人ともが「もうやめたい」と考えていた時期もあったことでしょう。

念願のデビューを目前にして、大きな壁のような試練にぶつかります。仲間思いで、関西Jr.をずっと引っ張ってきた2人が、どれほど苦しい思いをしたか、想像することもできません。

その試練を乗り越え、7人でデビューを果たした後、知名度が上がるにつれて、仕事の環境も、大きさも変わってきました。偶然か必然か、B.A.D2人だけでの仕事がどんどん増えています。特に木曜日は、朝から晩までずっと一緒、という感覚だと思います。

時間を共有すればするほど、2人が一番大事にしている、相方との関係がますます強くなっていって、ブレずに安定していられるような気がします。

 

 

「あの日と同じ 胸いっぱいのぬくもりを感じて
抱きしめよう あふれそうな想い キミに伝えよう
あの日と同じ坂道を うれしさ抱いて
走り出したらあの日と同じ歌を口ずさもうよ」

2人の関係が素晴らしいのは、お互いの良いところを言葉にして、伝え合っているところだと思います。言葉にしなくても、目を見るだけで通じ合う2人が、素直に相方を褒めているのを見聞きすると、どれほど相方を大切に思っているかがはっきり伝わってきて、心が温かくなります。

 

 

「いつもキミを見てたけど秘密にしていたんだ
でもとっくにバレてたね 背中が笑ってた」

2人とも、相方の視線を他の誰よりも敏感に察知できると思います。デビューしてしばらくは、シンメ感をコントロールするために、グループ内で少し距離を置いていたように思えた時期でも、2人はきっといつも相方を見ていて、お互いそのことに気づいていたのだろう、と考えました。

 

 

「キミはキミのために生きるんだ

ボクはキミの陽だまりになる」

この曲の中で、最もキーとなるフレーズです。最後にもう一度リフレインがあります。「死ぬまで一緒の運命共同体」とも言える照史と淳太くんも、当たり前ですがそれぞれ自分の人生を、自分のために歩んでいます。相方の代わりに、何かを決定したり、選んだりすることはできません。

でも、2人はお互いに、相手にとっての「陽だまり」のような存在で、つらく悲しい時に心を暖めることのできる居場所を作ってあげているのではないか、と思いました。

 


「いつかわかる日がくるさ きっと幸せだったこ
大事なことはずっと変わらないはずさ」

Jr.時代の、長くて暗く思えた時期も、今の2人が振り返って、2人で寄り添って乗り越えられたことの幸せを感じているかもしれない、と思います。

24魂のドキュメンタリーで、照史が「アメフリ→レインボウ」を歌った時のことに触れて、「7人組でデビューして、いろんなことがジュニア時代とは変わったけれど、中心となる淳太くんとの関係性は変わっていない」というニュアンスのことを言っていたのを見た時、心が震えて涙が出ました。

どれだけ時間が経っても、2人にとって大事なことは、ずっと変わっていないということ、2人の間にある絆は、私がこれまでに知ってきた情報から想像できるものを遥かに超えていることが、はっきり伝わってきたのです。

 

 

「あの日と同じひとりきり涙があふれてる
弱いボクを 隠したはずなのにキミも泣いてたね
あの日と同じ思いきりくやしさを感じて
泣き顔のままあの日と同じ夢を抱いて眠ろう」

未来が見えなかったJr.時代の苦しい時期、2人はそれぞれ、そして一緒にたくさんの涙を流し、悔しい気持ちを共有してきたはずです。

最愛の相方だからこそ、最大のライバルでもあった2人は、弱い自分を相手に見せないようにしよう、と思いながらも、他の誰よりも相方の心がわかるので、悔しい時はお互いに寄り添い、同じ夢に向かって頑張り続けられるよう、支え合ってきたのではないか、と思います。

 

 

「不思議だね 星の歴史と同じくらい ボクら
たぶん…たとえ自分が泣いて転んで
悲しみの中で 倒れても

あの日と同じ誰よりもやさしい瞳で
見つめながら笑うんだろ そうさ キミとこの場所で」

状況が思うように動かず、転んでしまったように感じる時でも、2人は「誰よりもやさしい瞳で見つめながら」笑い合って、励まし合って進んできたのだろうと想像しました。

何度も書いてきたとおり、淳太くんが照史を、そして照史が淳太くんを見つめる時の眼差しは、他の誰に対して向ける眼差しよりも、格別に優しくて、温かくて、愛情にあふれています。これまでも、これからも、それは絶対に変わらないと思います。

 


「あの日と同じさわやかなあの風が吹いたら
ステップを踏んであの日と同じ愛で包み込もうよ

キミはキミのために生きるんだ ボクはキミの陽だまりになる」

お互いを、昔から変わらない愛で包み込んでいる2人は、大事な相方の陽だまりとなりながら、それぞれの人生を生きながら、ずっと寄り添いあって歩んでいくのだろうな、と想像しました。

 

 

 

こじつけばかりの深読みになってしまいましたが、この曲がますます大好きになりました。

少年倶楽部で「ボクら」を披露した時の、淳太くんと照史の優しい表情が、今も心に残っています。2人が、相方のことを思いながら歌ってくれていたら、嬉しいです。

 

 

長文を最後まで読んでくださり、ありがとうございました。